ＵＳＥＮ社長がライブドア株売却

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000930-san-ind

有線放送大手のＵＳＥＮは３日、宇野康秀社長が保有するライブドア・ホールディングスの株式すべてをモルガン・スタンレー証券の関係会社に売却すると発表 した。売却理由は「ライブドアの新経営体制をサポートする目的・役割を終えた」と説明。売却時期や金額は明らかにしていない。
宇野社長はライブドア事件摘発後の昨年３月、同社を支援してＵＳＥＮと業務提携するため、個人で約９５億円を銀行融資などで調達、フジテレビからライブドア株の１２・７４％を取得していた。
しかし関係者によると、提携はライブドアのポータルサイトとＵＳＥＮの動画サイトの相互リンクや、傘下企業の法人営業の情報交換などにとどまり、大きな成果は得られなかったという。
ＵＳＥＮは「引き続き良好な協力関係を築いていく」とコメントしたが、今後の資本提携は考えていないとしている。
宇野社長は今年３月末時点で、米ゴールドマンサックス証券の２１・２４％、ライブドア前社長の堀江貴文被告（証券取引法違反で実刑判決、控訴中）の １７・２５％に次ぐ第３位株主。今回の売却により、堀江被告以外の上位１０位までの大株主はすべて外資系金融機関が占めることになる。

[Yahooニュース]