ＮＹ株急反発 ２３３ドル高

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１７日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が公定歩合の引き下げを緊急決定したことを好感、７営業日ぶりに急反発した。

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ダウ工業株３０種平均は今年３番目の上げ幅となる前日比２３３・３０ドル高の１万３０７９・０８ドルで取引を終え、３日ぶりに終値で１万３０００ドル台を回復した。欧州株式市場も連動し、世界的な株安連鎖にひとまず歯止めがかかった。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は５３・９６ポイント高の２５０５・０３で引けた。

低所得者向け高金利型住宅ローン（サブプライムローン）をきっかけにした信用収縮と米経済の先行き懸念で市場は混乱が続いていたが、１７日朝のＦＲＢの決定を受け、前日まで続落していた銀行や証券など金融関連株が買われ、上げ幅は一時３２１・９０ドルに達した。

市場関係者は「ＦＲＢの決定は市場を安定化させたが、住宅金融問題の根本は解決されておらず、週明けに市場がどう反応するか注意する必要がある」と話している。

[Yahooニュース]