７月の東京２３区マンション販売価格、９２年以来の高水準

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不動産経済研究所が１３日まとめた７月のマンション市場動向によると、東京２３区の１戸当たりの平均は前年同月に比べ１４・０％高い７１０９万円と１９９２年８月（７６９８万円）の水準に迫った。

首都圏の平均価格は同１２・６％増の５３０５万円で９２年１１月（５７１１万円）以来の高水準になった。

東京都渋谷区で平均価格３億円超のマンションが売り出されたほか、千代田区では平均１億円超のタワーマンション（３０６戸）が発売即日で完売となるなど、一部の高額物件が平均を押し上げた。

首都圏で１億円を超える「億ション」は２８８戸で、都心の人気エリアに集中しており、うち３５戸は３億円を超えた。最も発売戸数の多い価格帯は５０００ 万～５５００万円で６８６戸だった。同研究所は「富裕層の購買意欲は強く、人気エリアは今後も価格の上昇が続く」と予測している。

[Yahooニュース]