ダイキン工業 初の研修センター 鳥取に建設

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ダイキン工業は２７日、鳥取市内に同社初の研修センターを建設することを明らかにした。投資額は約６０億円。すでに建設に着手しており、来春の完成予定だ。

ダイキンは、マレーシアの空調機メーカー、ＯＹＬインダストリーズの買収により海外の生産拠点が拡大したため、各拠点で技術指導を行うスタッフの育成強化などを図るため、研修センターを設けることにした。

同センターは鳥取市青谷町にあった「池田市少年自然の家」の跡地に設ける。同施設は、大阪府池田市が小中学生の研修施設として活用してきたが、老朽化などから土地と建物の売却を決定。ダイキンが１億２８００万円で公募落札した。

研修センターは地上８階、地下１階建てで、延べ床面積は約１万６５００平方メートル。施設内には大研修室や多目的研修室、１０室の討議室、４０室の宿泊室を備え、２１０人が宿泊できる。

同センターでは海外からの研修生も積極的に受け入れていく方針で、井上礼之会長兼ＣＥＯ（最高経営責任者）は「今後は海外スタッフの教育にも力を入れる」と話している。

[Yahooニュース]

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